歴史的に実在する王でありながら、空想世界の英雄。イギリスはウェールズ地方ブリトン族の王で、愛と正義に満ち、剣術にすぐれ、平和を愛した尊敬すべき人物として語り継がれている。もっとも信頼する部下の裏切りを受けたことから「悲劇の英雄」とも呼ばれている。
アーサー王の妃。カメラード王ロデグランスの王女で、美しく聡明で、勇敢な一面を持った女性。のちに円卓の騎士のひとり、ランスロットと許されない恋に落ち、それがアーサー王とその王国を破滅させるきっかけに……。
円卓の騎士のひとり。湖の妖精ヴィヴィアンによって育てられたことから「湖の騎士」とも呼ばれていた。美しさ、賢さ、優しさ、勇敢さを持ったランスロットは騎士道の模範とされていたが、王妃であるグウィネヴィアと愛しあい、忠誠を誓ったアーサー王を裏切ることになる。
アーサー王の父の時代からの助言者。王の危機には必ず表れ、幻術や未来予知、精神に対する魔法などを駆使し、王を助けたという。アーサー誕生も、マーリンの魔力によってかなえられたものであるといわれている。
元は優秀な円卓の騎士のひとりであったが、アーサー王の栄光をねたみ、離脱。悪の化身・ドラゴンに姿を変え、残虐な破壊行為を繰り返し、人々から恐れられる存在に。狙いは、アーサー王とその王国打倒である。
イエス・キリストが最後の晩餐で使った杯。代々守ってきたヨセフの子孫が聖杯にふさわしくない行動をとったために姿を隠したと言われている。不思議な力を持つこの聖杯を求め、円卓の騎士たちの探索が始まるのだが。
アーサー王がマラガントとの死闘に決着をつけた時、まるでその勝利を祝うかのように、空からゆっくりと降りてきたといわれている。勝ちどきとともに威勢よく鳴らし、以来、平和を願うシンボルとして祭られている。
アーサー王が王妃グウィネヴィアに贈った装飾品のひとつ。色鮮やかなエメラルドやルビーで作られたこのブローチは王妃のお気に入りであったが、ランスロットと思いを交わしあった時、まっぷたつに砕け散ったという。